女性の味方!妊活中は大豆効果で美しく
[更新: 2020年02月10日 / カテゴリ:
妊活と食生活]
▲豆まきの「まき」は「魔滅(まき)」で、邪気払いにあてたとか。(太子食品工業㈱大豆の図書館より)
豆まきで余ったお豆がキッチンに隠れていませんか?今回は、そんな残ってしまった炒り大豆が美味しく食べられる炊き込みご飯をご紹介します。
(出典:冷え取り薬膳レシピ(薬日本堂監修、新開ミヤ子著、河出書房新社)
大豆は、不調を取り除く食薬として古くから重宝されてきました。体内から余分な水分を排泄し、疲れや食欲不振、むくみ改善に効果が期待できます。
西洋医学的には、日本人の体質に合った良質なたんぱく質や脂質のほか、カルシウムや鉄分、食物繊維も豊富で、まさに妊活時に必要とされる栄養素がたっぷり。また含まれるイソフラボンは女性ホルモン様の作用、サポニンは抗酸化作用があるとされ、妊活中は特に取り入れておきたい食材です。
また今回のごはんには「切り干し大根」「きのこ」も入ります。摂取しておきたい葉酸、ビタミンB群やビタミンD、亜鉛やマグネシウム、カルシウムも豊富に含まれ、体内での吸収効率がさらにアップ。代謝も上がり、血流改善のほか、卵巣の機能や卵子、精子の質の底上げを意識しています。カラダのベースとなる元気を食事でしっかり補っていきましょう。
材料(2合分)
お米(2合)、煎り大豆(30g)、切り干し大根(12g)、お好みのキノコ類(120g)*しめじ、えのき茸や舞茸など合わせるとよりおいしいです、油揚げ(1/2枚。湯切りはお好みで)、昆布(5㎝角1枚)、醤油(大匙1)、酒(大匙1)、みりん(大匙1)、水(360㏄程度)、お好みで万能ねぎや茹でた豆苗など少々
▲切り干し大根入りのごはんは、意外とカサ増しになるので、ダイエットにもおススメ。
①お米は洗ってザルに30分あげておく
②切り干し大根はさっと洗って汚れを落とし、200㏄の水(分量外)に約30分浸したのち、食べやすい大きさに切る、戻し汁は取っておく。
③油揚げとキノコ類は食べやすい大きさに切っておく。
▲キノコ類が入るとメモリが見えづらいので気を付けて
お好みの青物とお水以外、全てを釜にいれセットします。お米、キノコ類、油揚げ、調味料、昆布。ここまで入れるともう釜のメモリは見えませんので、準備したお水を目安に2合のラインまで水を入れてください。
スイッチを入れて炊きます。
盛り付けたら出来上がり。青物を添えるとより見栄えもよくなります。今回は汁ものには、もやしと大麦を使った 大豆製品のお椀を合わせました。ビタミン類、ミネラル類、食物繊維、しっかり摂れます。
大豆はふっくらしてとても食べやすく、きつい味付けではないので、食が進みます。ぜひお試しください。