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春人参で妊活時の体内の冷えを除去

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春人参で妊活時の体内の冷えを除去

[更新: 2019年04月13日 / カテゴリ: 注目の妊活栄養素]
▲お野菜の選び方をマスターするとお買い物が楽しくなります。

再発見!!人参の力

 春野菜の代表格といえば「春キャベツ」「春ニンジン」。どうやって食べていますか?
今回は人参についてお話しします。
人参は、表面に艶があり、全体的に張りのあるものが良い品と言われています。そして茎の切り口は大きいものより小さいものの方が柔らかいそうです。保存方法としては、新聞紙にくるみ、ポリ袋に入れ、野菜室で保管がベスト。
 薬膳では、人参は体質を改善し免疫力を高める食材に類されます。これは、カラダの中を温め、血を補うことで全身が滋養されることをさします。妊活時の体内の冷えは禁物ですから、全身調整の作用がある人参は、優れた妊活食材です。
 人参に期待される栄養素の代表格は「βーカロテン」。その多くが皮に含まれており、根の方には皮の1/4程度しかありません。春人参の皮は柔らかく、出荷前の野菜の洗浄時に既にそのほとんどが剥けてしまっているので、店頭に並んでいるものの多くはすぐに調理できる状態です。(もったいないですね)
 そして人参を使ったお料理のポイントは、酸や油と一緒に扱うこと。生の野菜にはビタミン類が含まれていますが、人参には「アスコㇽビナーゼ」というビタミンCを破壊する酵素も存在しており、これにより生のまま食した際に摂取できるビタミン量が激減してしまいます。その破壊酵素からビタミン類を守る働きをするのが酸や油になります。

春のイチオシ!人参サラダ(たっぷり2名分)

▲香りからも力強さを感じます。
これらの情報を踏まえて、今回は人参サラダをご紹介します。栄養価の高くなっている春人参を効率よく丸ごと食べて沢山の元気をいただきましょう。

 人参(120g)千切りにして軽く塩もみします。この時、正方形に近い千切りであれば食感が楽しめ、長方形に近い千切りであれば、しっとりとした仕上がりになります。この時期の人参は、皮ごと調理しても歯に当たることがないので手間が省けます。

▲余りに水分が多いので絞ってみました!生絞り!
塩もみにより人参から出た水分です。とてもきれいなオレンジ色。ここまでの色が出るのは春人参のみ。塩味が強いので、飲まないようにしてくださいね。

▲練り胡麻の変わりに胡桃ペーストを使用しても◎
人参の塩もみをしている間に和え衣を作ります。
マヨネーズ(大さじ2強)、練り胡麻(小さじ2)、すり胡麻(大さじ1強)、三温糖(小さじ2)、黒酢(小さじ2)を基本の量にして、お好みでそれぞれの量を加減してください。塩は塩もみ時にいくらかは人参に入っていますので、和え衣には加えません。

▲白いお皿によく映えます。
お好みで、ローストして細かくしたクルミや干しブドウを加えると味に深みが増し、見た目が華やかになるだけでなく、滋養作用の強い2つの食品ですので、子宝食としてさらにパワーアップ。胡桃の適度な渋味は、気持ちを落ち着かせ気を補ってくれます。日差しが強くなり負担のかかり始めている目にとっても滋養効果が期待できます。
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