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お灸の過剰高温に注意!正しいお灸の使い方

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お灸の過剰高温に注意!正しいお灸の使い方

[更新: 2019年10月21日 / カテゴリ: お灸関連]
▲自宅でのお灸ケアは毎日コツコツがポイントです

冬に備えてお灸ケア

▲気候の変動は、気持ちや体力を消耗します
 残暑も過ぎ、秋雨前線が活発になりつつある今日この頃、自宅でのお灸はどのようにされていますか。
近年、梅雨明けから秋雨まで夏日や猛暑続き、どこに行っても空調がよく効いています。そのため「除湿」や「冷房」によってカラダの芯が冷えてしまうことが問題となっており、「冷え」に縁遠くありたい不妊治療中の方は、自宅でのお灸ケアが欠かせません。

 そこで、なぜお灸が必要かをご説明いたします。
そもそもお灸は、陥下(カンゲ=凹み)しているところに据えます。これは、東洋医学で言う「虚」の箇所。つまり気血が滞り、よどみ、活気がないことから「冷え(不調)」を招きいれてしまっていると考えられる箇所(凹み)と言うことになります。この陥下を温かさで補うという「手当て」を施すことによって、気血が流れ、カラダが営気(全身を滋養させる気)に満ちれば、自然と冷え(不調)も軽減し、気にならなくなる、という考えの元、お灸の熱刺激を利用します。
 お灸の熱刺激は脳に伝わり自律神経系を調整します。カラダに負担のない手法であるため、自分の力でホルモンバランスや免疫機構、カラダの生理的なバランスを保とうとする働き(恒常性)を刺激して、活性化させるとされ、そのニーズはどんどん高まっています。

ちょっと待って!お灸を据えるタイミングとは?

▲箱にかかれている注意書き、キチンと読んでいますか?
 プレママプラス「あったかブレンド灸」では、箱の底面にも「安全・快適にご使用いただくために」としてご利用方法やお灸の扱い方、保管の仕方などを記載しているほか、お灸の箱1つ1つに必ず「安全上のご注意」と書かれた但し書きを同封しています。
 しかし、お灸はその扱いやすさから注意書きはあまり読まれない傾向にあり、剥離紙を剥がして火をつけてすえるという流れで何に注意することもなく行われてしまうことがほとんどです。

 
 お灸は、燃焼し始めてから冷めるまでに時間がかかります(種類にもよりますが、完全に冷たくなるまでには4分前後かかります)。ですから、ゆっくりと時間のとれる時に据えることをお勧めします。火を使いますので、焦って行うと火の点いたお灸にあたり火傷をする恐れもあります。
 お灸により血行が促され、カラダが動き始めます。場合によりご自身が思っている以上に活発になってしまうこともあります。また、皮膚に水分があるとお灸が当たっている箇所でその水分の沸騰が起こり、ピンポイントで過度に高温となって水泡を伴う火傷を招く恐れもあります。そのため、以下のタイミングを避け、心地よい温かさと香りを楽しめるような「お灸の時間」をお作りいただき、ゆったり過ごしていただくことをお勧めします。

お灸を据える時にチェックしましょう!
★プンプンに怒っていませんか? ・・・・・ 怒っていると血圧が高くなっているので、さらに高まってしまう?
★お腹が減り過ぎていませんか? ・・・・・ さらに空腹があおられ、胃酸滲出も活発に。胃壁を痛めてしまう?
★飲酒前後ではないですか? ・・・・・・・・めぐりがよくなって、さらに良いが回ってしまう?
★食後30~40分経過していますか? ・・・・・消化活動が活発になり、血糖の上がりも良くなってしまう?
★入浴の前後約60分経過していますか? ・・・皮膚に水分が残っていると火傷の恐れがあります。
★汗をかいていないですか? ・・・・・・・・汗も水分。火傷の恐れがあります。

汗はタラリと垂れるものばかりではありません。じっとりと汗をかいている時が一番危険です。ご注意ください。
あったかブレンド灸 ご利用上の注意はこちら
https://www.premamaplus.com/okyu/spec/

お灸は万病に効果あり?

▲気になることは残さず、医師や鍼灸師にお尋ねください。
 お灸を据えれば全ての状態が良い方向に向くわけではありません。先にお伝えした通り、カラダが活性化していきますので、以下の症状がある場合はその症状が悪化してしまうことが大いに考えられます。このような時はお灸の使用は控え、医師の指示を仰ぐとともに安静になさってください。(一例としてあげています)
◎熱があるとき
◎アレルギーの各症状が出ている時
◎気分が高揚している時
◎知覚が鈍くなっている時
◎精神疲労や体力消耗が著しい時
◎病院にて何らかの処置を受けた後
◎持病を持っている方(医師に要相談)
そのほか

あったかブレンド灸 Q&Aはこちら
https://www.premamaplus.com/okyu/faq/

ツボの位置をご紹介

あったかブレンド灸を使ったツボのご紹介(不妊鍼灸施術用)
https://www.premamaplus.com/okyu/tsubo/
ぜひご利用ください。
以上のことを参考に、お灸ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
▲背中にもたくさんのツボがあります
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